2009-07-01から1ヶ月間の記事一覧

戦術の素朴さとパフォーマンスの力――ヤン・ファーブル『寛容のオルギア』

先月末、さいたま芸術劇場大ホールで見たヤン・ファーブル(Troubleyn/Jan Fabre)『寛容のオルギア』について。 消費社会を批判する劇場パフォーマンス=消費対象、スペクタクルを批判するスペクタルという矛盾を放置しているように見えた。戦術が素朴すぎ…