2010-03-10から1日間の記事一覧

2000年8月の日記から(抄録)〜コンタクト・インプロヴィゼーションWSなど

1日 世田谷パブリックシアターで「ワールド・ソロダンス・ガラAプロ」を観る。カンパニー・マリー・シュイナールの公演。上演された11のソロダンス・セット「Les Solos 1978-1998」は、ほぼ制作年代順に並べられたマリー・シュイナールの回顧展だ。シュイ…

竹内敏晴「からだ」と「ことば」のレッスン体験記1(Apr. 3 '00)

今年(2000年)1月の「最近の私」の欄で触れたように、竹内敏晴のワークショップには、勅使川原三郎のワークショップと相互補完し合うようなところがあると直感した。それよりもまず、自分にとってとても有効な体験になるだろうと予感したからだが、とにか…

映画『A.I.』−−「愛情という概念」に対する人間のジレンマ(Jul.14'01)

(i)無限ループの中で夢見るデイビッド 宇宙人の力によって一日だけ再生したモニカが永遠の眠りにつくと、これまで眠ることのなかったデイビッドは眠りにつき、夢を見る−−映画『A.I.』の幕切れである。これが、デイビッドがついに人間になれたということを意…

「SUGAR MOUNTAIN:竜安寺のピエタ」──甘い匂いに包まれた謎(Feb.15 '99)

FURA S.展「SUGAR MOUNTAIN:竜安寺のピエタ」 1999年1月11日(月)〜2月14日(日) 於:佐賀町エキジビット・スペース展示会場へ出かけたのは、終了1日前の13日。フウラSというアーティストの名前は初耳だったけれど、新聞評の「グラニュー糖を七百キロも使い…